2013年04月16日

オレンジのビーノを買ってみた。

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2月からオレンジのビーノに乗っている。
中古車だ。

レトロタイプの中古スクーターを探して、ネットを調べる日々。
沖縄宝島という個人間取引のサイトでこのオレンジビーノを見つけた。
14千km走って6.5万円で出品されていた。
走りにヘタリはないだろうか。。。そんな心配が付きない。
中古スクーターなんてピンきり。
3万円の買ったら修理に5万かかったなんて話はザラだ。

幸いこのオレンジビーノは「試乗可能」だったため
出品者に連絡して待ち合わせた。
実物を見ると、綺麗に整備され、実際に乗ってみると新品かと思うほどの走りだった。
出品者は与那原に済む知念氏。
明るくて気のいいお兄ちゃんだ。
友人から引き取ったビーノを仕事の合間に長い時間をかけて整備したとのこと。
自信満々の表情とほほ笑みだった。
俺は、一発でそのビーノを気に入った。

だが引っ越しをひかえていたため、
住所変更がめんどうで引越し後に買いたいと申し出た。
もちろんOKだけど。売れちゃったら無しね。とのこと。
当然だ。

引っ越し先を探しながら、
ふとバイクに乗りたくなってしまった。

いろいろ見ててVespaに乗りたくなってしまったのだ。
ちなみにVespaは40万円ほどする。
最低でも小型二輪免許を持たなければイケない。しかも二輪免許は取得に10万円前後する。
普通自動車免許しか持たない俺は、引越し後に20年ぶりくらいに自動車教習所に通う決意をする。

それから3週間ほどして無事に引越し先が決まった。

Vespaに乗るべく、教習所に通おうかとおもったのだが。
果たして本当に欲しいのか??と自分を疑いはじめてみた。

最初でいきなり多額の投資は禁物。
それは投資家の掟だ。

やはり1年間はスクーターに乗って、それでもVespaが乗りたければ免許をとって買うことにした。

そしてスクーター探しが振り出しに戻る。
もう3週間も経っているので、とうぜんオレンジビーノは売れているだろう。

再びバイク屋をめぐり、カワイイビーノちゃんを探す日々。
ただ、中古バイクはどこのバイク屋も試乗をさせてくれない。
見た目で選んで代金を支払ってから整備後に初めて乗れる。

いわゆる一発勝負だ。
もちろん安いビーノもあるが、正直、怖い。
しかも程度のいいビーノは9万円前後する。

探しているうちに、最初に試乗させてもらって新品同様に調子の良かったオレンジビーノが惜しくなってくる。
個人とはいえ、あれだけ丁寧に手入れをしてあるビーノが6.5万円とは安い。
そう気づきはじめる。

そこで、ものは試し。
もう一度だけ知念氏に電話してみた。

「知念さん。試乗した富村です。ビーノ。ありますか?無いですよね。。。」

知念氏
「富村さん。待っていました。ありますよ!」

俺は、本当にラッキーだと思った。

早速、名義書換を依頼して納車の日となった。

そして、俺は知念氏に言った。
「知念さん。売れなかったんですか。意外です。じょーとービーノなのに。」

知念氏
「富村さん。売れなかったんじゃない。売らなかったんです。 富村さんの後に5、6人問い合わせがありました。でも全員いきなり値下げ交渉なんです。試乗もせずに。乗ればこのビーノの良さがわかるのに。
 最初から試乗して、気に入って、そのままの値段で買うって言ってくれたのは富村さんだけだったんです。
 だから僕は、もしかして別に行ったかもと思いながら、待ってでもいいから富村さんに買ってもらいたかった。だから富村さんからの電話を待っていたんです。あ、あと欲しがっていたヘルメットも余り物だけどお付けします。」

俺は嬉しかった。
もちろん安くで欲しかったし、安く買える努力はする。
でもそれは理由もなく値切る行為とは違う。
当初の予算からはだいぶオーバーしたが、とても気持ちのよい買い物をしたと思っている。

2ヶ月後、うりずんの空の下。
オレンジビーノちゃんは今でもキビキビとした走りで俺を運んでくれている。

posted by ようかつ at 07:34 | 沖縄 ☁ | 新世界日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする